事前資料の解説3

事前資料の解説3となります。

===== 以下資料 =====
痛みの原因
・体性痛はAδ線維(Ⅲ群線維、太く速い神経線維)とC線維(Ⅳ群線維、細く遅い神経線維)で伝わる
・Aδ線維の痛みは針で刺すような明瞭な痛みを、C線維の痛みは不明瞭な鈍い痛みを伝える
・ケガなどの外傷
・軟部組織の微細な損傷による炎症
・局所の浮腫と虚血
・放散できない深部熱(基質の水の枯渇)
・浸透圧ストレスによる細胞破壊
・化学物質(プロトン、カプサイシン、ATP、カリウムイオン、ブラジキニン、他)
・筋膜構造の変化(ねじれ、肥厚、線維化)による機械的刺激(神経が巻き込まれる)
 など

情報伝達部位(固有受容器)
・ルフィニ終末(関節包の中にあり、15度以上の角度で何が起きているかを伝達)
・ゴルジ終末(筋活動と無関係に関節位置を伝達)
・パチニ小体(関節周囲の結合組織にあり、運動の加速度を伝達)
・筋紡錘(筋の長さ、長さ変化の速度と加速度の伝達と筋の張力を設定する)
・ゴルジ腱器官(筋張力を反映。過負荷で筋を抑制する)

===== 資料ここまで =====

神経線維に関して、分かりやすく解説しているページがありますので、そちらを参照してください。
 神経線維≫≫

・軟部組織の微細な損傷による炎症
・局所の浮腫と虚血

これらは、トリガーポイントが活性化し放散痛(関連痛)を起こす原因となります。

・放散できない深部熱(基質の水の枯渇)
筋と筋、あるいは筋と他の組織間にある、筋膜の境目に脱水などで十分な水が存在しなくなると、筋組織などのミトコンドリアが発生する熱を外部に放散できず、その熱刺激がポリモーダル受容器で痛みと感知される。

・浸透圧ストレスによる細胞破壊
体液濃度が上がり、細胞から水分が漏出し、細胞が破壊される。

・化学物質(プロトン、カプサイシン、ATP、カリウムイオン、ブラジキニン、他)
科学的刺激をポリモーダル受容器が痛みとして感知する。

・筋膜構造の変化(ねじれ、肥厚、線維化)による機械的刺激(神経が巻き込まれる)
脱水などにより筋間が潤滑されずスムーズな滑走を妨げられ機械的刺激を生じる。
筋膜の肥厚や線維化により、神経線維が巻き込まれ、機械的刺激を生じる。

・筋紡錘(筋の長さ、長さ変化の速度と加速度の伝達と筋の張力を設定する)
・ゴルジ腱器官(筋張力を反映。過負荷で筋を抑制する)

ポジショナルリリースを用いる目的の一つは、筋紡錘の感度を再設定(αγ連関)し、筋のトーンを低下させし、正常な筋長を得ることにある。
ゴルジ腱器官の反応(過負荷を感知すると筋が切れないように筋緊張を抑制し脱力させ、筋長が伸びる)を利用した手法に、ストレッチやスティルテクニックがある。

いじょう。
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事前資料の解説2

前回に引き続き事前資料の解説をします。

===== 資料ここから =====
トリガーポイント
骨格筋にある刺激に過敏な場所に認められる索状硬結中に触知できる過敏な小結節と関連がある。その場所は圧すると痛く、特有な関連痛や関連性の過敏、運動機能障害あるいは自律神経症状が生じる。
 ・その場所を押すと圧痛を生じる
 ・圧痛部分に索状硬結がある(ペン、爪楊枝、糸、触知できない太さなど様々ある)
 ・その場所を押し続けると関連痛などを生じる
 ・罹患筋は出力低下や関節の可動制限を生じさせる
===== 資料ここまで =====

骨格筋にある刺激に過敏な場所
動作(姿勢も含む)、外部からの刺激(圧刺激、触刺激、温度刺激など)、内部からの刺激(アルコール摂取、体温の変動、感染など)により痛み、しびれ、かゆみ、熱感、冷感、蒼白、立毛などを引き起こす場所

索状硬結中に触知できる過敏な小結節
索状とは、ロープ状、紐状、糸状など繊維状のもののことで、そこに触れることができる極小さな塊のこと。
と定義されているが、大きな筋では触れることができても、小さな筋では索状硬結自体触れることが困難な場合もあります。
圧したり摘まんだ時に、緊張帯として感じたり、ツルツルして指が逃げて捉えきれない部分として感じる場合もあります。
ただし、索状とは言っても、長さは1センチ程度で太さは、大殿筋のような大きな筋でペン程度、その他の小さな筋では爪楊枝程度、胸鎖乳突筋などでは太さとしては触知できないかもしれません。

その場所を押すと圧痛を生じる
非常に過敏になっているので、触れる程度で圧痛を感じる場合もあります。

圧痛部分に索状硬結がある(ペン、爪楊枝、糸、触知できない太さなど様々ある)
上記の通りです。

その場所を押し続けると関連痛などを生じる
それぞれのトリガーポイント特有の関連痛が起きやすいですが、過敏な部分を押し続けても標準的な関連痛どころか、患者の訴える関連痛が再現されるとは限りません。
しかし、再現されるとは限らないが、圧痛のある過敏部分から痛みが放散されれば、再現されたと認識できると思われます。

罹患筋は出力低下や関節の可動制限を生じさせる
トリガーポイントのある筋線維(筋節)は極めて短縮しているため十分な筋出力が得られません。
また、短縮痛により十分に筋を短縮できないことと、短縮部分により正常な筋長が得られずに関節可動域が減少します。

以上。

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事前資料の解説1

3年(2年半?)ぶりに10月から勉強会を再開し、
2回目となる整体技術ワークショップ(勉強会)を今月19日に開催します。

参加者には共通概念、基礎知識として事前資料をPDFで配布していますが
その資料と解説を複数回に分けて公開しようと思います。

まずは、前提条件である「何をするのか」から。


===== ここから資料 =====

手技療法は体性機能障害を扱う
 体性機能障害とは、筋骨格系に生じる病変のすべてをいう。
 ・人体の中のある要素が何らかの機能障害を起こしたり、機能に変化を起こした状態のことで、骨格系や筋筋膜構造のほか、血管系やリンパ系、神経系が含まれる。

軟部組織の機能障害の原因(軟部組織=骨以外の柔軟な組織)
1. 先天的要因(脚長差、片側小骨盤、筋膜や頭蓋のひずみ、腱の過剰運動性(関節の過可動性)
2. 酷使、誤用、乱用(あるいは廃用)、の結果として後天的に生じたアライメント不良
3. 姿勢によるストレス
4. 慢性的な否定的な情動(不安など)
5. 反射要因(トリガーポイント、脊髄周辺の促通)
6. 病気(関節炎など)

===== 資料ここまで =====

===== 解説 =====
機能障害には、「病気」や「怪我」も含まれると思われますが、
一般的には、機能に何らかの不都合が生じている機能異常を扱うようになると思います。

何らかの不都合とは、運動器である筋・骨格系、それを動かす神経系、循環にかかわる血管系やリンパ系、身体組織の基質の水の循環、などに正常状態から逸脱した「何か」が起こっている状態と仮定します。

機能障害の原因
1.先天的要因とありますが、左右のアンバランスなどがあったとしても必ず障害が出るとは言い切れないかと思います。
ただし、運動器を原因とする何らかの痛みなどが生じた場合には、アンバランスからくる部分的な過負荷が起こり解消しずらいように思います。

2.後天的アライメント不良も同様に、必ず不具合が生じるものではなく、不具合の永続化に問題があるように思います。
ただ、酷使、誤用、乱用(あるいは廃用)は、直接的に痛みの原因になると思われます。

3.これは、一部位もしくは多部位の酷使となり、結果として障害が発生する可能性があると思います。

4.情動の不安定も含め、筋・筋膜系などを固くすることで外部から身を守る反応が起きたりするので、その過緊張あるいは、姿勢変化による筋・筋膜系への過負荷となり障害が現れること。

5.神経・筋反射によるものや、傍脊柱筋群に現れる筋反射が異常に亢進すること。過敏さが増し痛みが増幅されること。

6.関節炎、捻挫、挫傷などの怪我や病変による痛み。

===== 以上 =====

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営業時間変更のお知らせ

雪の便りが近づていますが、いかがお過ごしでしょうか。
気温の上下が激しくて体調管理も大変ですよね。

さて、日曜祝日の営業時間が変更になります。

今までは、11時から18時とさせて頂いてましたが
平日と同様に10時から営業開始となります。

ご予約カレンダーで設定しているご予約の時間枠は、
10:00~
11:30~
14:00~
15:30~
17:00~
となります。
(ただし、前後のご予約状況により変動もありますのでご了承ください)

18時以降の施術に関しては、
電話 0800-900-4281(フリーコール)
またはメールフォームから
お問い合わせくださいませ。

リフレ宮の森 代表 白幡克治 拝

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肩コリと健康保険

「首が凝っちゃって揉んでもらいたいんだけど、いくらですか?」
「はい。30分3000円っていう設定がありますが。」
「あっ、保険は使えないんだ?」
「はい。健康保険は使えません。」
「じゃ、いいです。」

時々こういう問い合わせをいただきます。

ま、整体院だから健康保険は使えませんよね。

が、そもそも健康保険はコリやコリの痛みには使えません。
健康保険はケガや病気で医療機関を受診するときに使うもので
コリや寝違いには使えないんですよね。
(一部では頸椎捻挫なんて傷病名を当てているかもしれませんが...)

でも、そんなことお構いなしの患者も沢山いるから
患者の訴えを突っ返すことができない医療者は気の毒です。
患者の理不尽な訴えで診察し、
保険請求して返戻されたりもあるでしょうから散々ですね。

「肩コリやコリの痛みは健康保険が使えません。」って
ACで広告してくれないかなぁ。



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Author:Refre
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リフレ宮の森

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